なぜ、ブッダ・カウンセリングは「安全性が高く、安心して活用できる」のか

オンライン・カウンセリングサービスは急増してきていて、その内容も様々なものがあるようだね。選び方のコツとしては何よりもカウンセリング技法の「安全性」を第一に考えた方が良さそうだね。

そうだね。確かにカウンセリングサービスは「安全であって当然」のはずなんだけど、そうでもないのが実情なんだ。

うん。残念なことだけど、質の低いカウンセリングサービスや、カウンセリングを謳った怪しいスピリチュアルサービスに引っ掛かってしまって、適切なサービスが受けられなかったり、悩みや抱えていた問題の症状がかえって悪化してしまったっていう人が少なくないんだ。

そうなんだ。独占業務ではない以上カウンセリングサービスは誰にも開業可能なんだ。それに近年増加しているプラットフォーム型のカウンセリングサービスでは、カウンセリング業務を個人に業務委託していることがほとんどだから、カウンセラーによってカウンセリング手法がまちまちだったり、何の知識も持たない素人同然のカウンセラーがいたりするんだ。カウンセリングの質の問題が浮上してきているといえるね。

そうだね。『ブッダ・カウンセリング』ではブッダ・メソッドという統一された理論に基づいてカウンセリングを行うからカウンセラーによる手法の違いもない。それに何より仏教という2600年の歴史に鍛錬された体系をもとにカウンセリングを行うから安全、安心なんだ。

その通り。仏教の歴史に比べれば、西洋生まれの心理学なんて生まれたてのひよっこのようなものさ。新しい理論、技術は人の目を引くけれど、その有効性ばかりが誇張されて、危険性の検証が疎かになりがちなんだ。それに比べ仏教の方法は様々な人の臨床体験を経て、その危険性までもがしっかりと検証された骨太な理論で構築されているんだよ。

そうだね。宗教的な面から見ても仏教は時代の淘汰を切り抜けてきただけの包容力を持っていると言える。安全な宗教は必ずしも「行き過ぎてしまわないためのリミッター（安全装置）」を内部に抱えているものなんだよ。だから仏教の方法もまた様々な面で安全に設計されているんだ。

残念ながらそういうことになるね。ブッダ的に考えると、西洋の心理学が想定した「固定的な自己の存在」や、「精神分析的な手法」は危なっかしくて仕方がないよ。ブッダは苦しみの解消に役立たない（かえって危険性のある）ものに対しては、「無記」といって深入りしない姿勢を貫いたんだ。その面でも『ブッダ・カウンセリング』は心理学的手法よりも安全だといえるね。

そうだね。「安全性に配慮された安心なカウンセリング技法」として『ブッダ・カウンセリング』はこれまでの心理カウンセリングを補完するサービスとなっていくだろうね。