今日のお話ではブッダが説いた「仏教の極意」についてお伝えします。
仏教といえば日本では念仏を唱えたり、お葬式でお経を読んだり、座禅を組んだりというイメージが中心だと思います。
しかし、実はブッダが説いた仏教の極意とはごくシンプルなものでした。
- 他人に慈しみを抱き、良き行動をしましょう:諸善奉行(しゅぜんぶぎょう)
- 自分の心を整え、いつでも心を落ち着かせていましょう:自浄其意(じじょうごい)
- 心身に悪い影響を及ぼす悪習慣を避けましょう:諸悪莫作(しょあくまくさ)
つまり、「悪習を避け、心を落ち着かせ、慈しみを持って行動する」、これが仏教の真髄なのです:是諸仏教(ぜしょぶっきょう)。
これらたった三つのことを実践すれば、苦しみは消え、生きるのが楽になる。それがブッダが説いた教え(=『七仏通誡偈』)です。
ブッダの死後、2600年をかけ良くも悪くも複雑化した仏教ですが、ブッダが目指した理想とはこれら三つのことの実践でした。
仏教について、何らかの共感や、苦しみを解消してくれそうな期待を感じ始めている方は、まずはこれら仏教のエッセンスを意識して毎日の生活を送ってみられてはいかがでしょうか。
P.S 実はこれら当たり前のことを実践するのがすごく難しい、、、だからこそあなたのそばにいつも仏教は寄り添うのです。
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